初心者(幼児)向けのおすすめ教材

こんにちは。つつじピアノ教室の森田ひかりです。

今回は、初めてピアノを習う幼児向けの教材のご紹介をしたいと思います。

うたとピアノの絵本 右手・左手

 

こちらは、当教室でも使っている教材で、うたを歌いながらピアノを弾く内容になっています。

初心者のお子さん向けの教材が色々あるなかで、この教材がおすすめできる理由をご紹介できたらと思います。

①うたを歌いながら、フレーズ感を身につけることができる

この教材は、全ての曲に簡単な歌詞がついています。

歌詞をまとまりで読んで歌うことによって、ピアノを弾く時に一音一音区切るように弾くのではなく、フレーズをまとまって歌い切ることができるようになっていきます。

うたを歌いながら弾くことは、ピアノでフレーズを音楽的に弾くことにつながっていくので、とてもおすすめです。

②絵本のような感覚で取り組める

全てのページに絵がついており、絵本を読んでいくような感覚で、歌詞を読みながらイメージを膨らますことができます。

イメージを膨らませていくことで、お子さんの想像力も豊かになっていきます。

③指番号が書いていない

あらかじめ教材に指番号が書いてあると、まだ音符を読むことに慣れていない段階の生徒さんの場合、指番号の1=「ド」、指番号の2=「レ」というように、指番号で音を判断したり覚えたりしてしまいがちです。

その結果、将来「ソ」の音を1の指から弾き始める曲を弾こうとする時に、「1と書いてあるからド」と間違えてしまい、混乱してしまうこともあります。

指番号から音を判断するのではなく、譜面(五線)のどの位置に音符が書いてあるかをしっかりと見て、音を覚えるようにしていくことは、譜読みをしていく上で大切です。

④連弾ができる

この教材のシリーズには、指導者が伴奏をして、生徒と連弾ができるように、伴奏用の教材が出ています。

一人で弾くときは、自分の好きなテンポで弾けるところは速く弾いたり、難しいところではゆっくりになってしまったりと、テンポを無視した演奏になってしまうこともあります。指導者と合わせて一緒に弾くことで、正しいテンポ感を自然と身につけることができます。

また、自分の弾く音を聴きながら同時に指導者の弾く伴奏パートも聴くことになるので、耳も良くなります。

そして、アンサンブルの楽しみを味わいながら楽しく弾くことができることも魅力の1つです。

歌とピアノの絵本(連弾)

 


楽しくうたを歌いながら、絵本のような感覚で進めていくことのできるこの教材で、子ども達は短期間で無理なく音を覚えていくことができます。

レッスンが終わる時間になると、子ども達が「もっとやりたい!」と目を輝かせるので、楽しんで取り組んでいる姿にこちらも嬉しくなります。

ピアノとの最初の出会いや、スタートで躓くことなく、ピアノが楽しいと思えるような工夫が詰まった教材です。

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