成長につながる声の掛け方

こんにちは。

つつじピアノ教室の森田ひかりです。


レッスンでは、技術や音楽的なことについてアドバイスをしたり、練習方法を提案したりと、ピアノが上達するために必要なことを様々な言葉でお伝えしています。

そして時には、その生徒さんの内面に働きかけることによって、状況が劇的に変わることもあります。

例えば以前、いつも何となく元気がなく、あまり自信がなさそうに見え、ピアノも週1回レッスンの時だけ触る生徒さんがいました。

なかなか上達できないので、練習を少しでも増やせるように「練習の必要性」を説明したり、練習を記録するカードを渡したりしましたが、状況はそれほど変わりませんでした。

そして、レッスン中に色々と音楽的なアドバイスをしても、しっかり聞いてはいるのですが、あまり改善しないような状況が続きました。

ある時、別の角度からアプローチしてみました。

「私はこのくらいだって、自分で決めてしまっているようなところはないかな?○○ちゃん、本当はもっとできると思うよ。自分で可能性を決めてしまわないで、このくらいと思っている制限を自分で外してあげたらどうかな?」

「それはピアノだけではなくて、全てのことに当てはまるかもしれないね」

すると、効果はテキメンでした。

素直な生徒さんでしたので、その言葉がスッと入ったようでした。

次に弾くときには本人も驚くほど上手に弾けるようになり、その後は、練習量も増えたのです。

それまでは、どの曲もゆっくりのテンポで弾く傾向のある子だったのですが、速い曲を速いテンポで弾けるようになり、自信をつけて、演奏することに積極的になりました。

また、直接関係あるかどうかはわからないのですが、それまで学校に行くと体調不良になったりしてお休みしがちだったのが、だんだん行けるようにもなりました。

上達や成長には、単にテクニックやノウハウだけでなく、もっと根本的なところが関わっていることもあるのだということ、そしてセルフイメージや自己肯定感の影響の大きさを改めて感じました。

表面的なアドバイスにとどまらず、生徒さんの状況や状態をよく見て、その時々で多角的なアプローチをすることで、生徒さんの成長につながっていくレッスンができたらと思った出来事でした。

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