つつじピアノ教室 発表会レポート①
こんにちは。つつじピアノ教室の森田ひかりです。
12月7日、今年もピアノ発表会を開催しました!
生徒さん達はこの日のために、それぞれ練習を重ね、準備をしてきました。
〈実は重要な曲選び〉
発表会で弾く曲選びは、実はとても大切です。
少し背伸びをするくらいの難易度が、いちばん伸びるんです。
簡単すぎると成長につながらず、逆に難しすぎると途中で心が折れてしまうことも。
そのため毎年、生徒さん一人ひとりのレベルや性格を考えながら、数曲の候補を選び、
最終的には生徒さん自身と相談して決めています。
〈本番2週間前のリハーサル〉
今年も本番の約2週間前にスタジオでリハーサルを行いました。
人前で弾いてみると、普段の練習では気づけなかった部分が浮き彫りになります。
「ここが弱いかも」
「もう少しこういう表現にしてみようかな」
この気づきが、本番までの仕上がりを大きく変えてくれます。
リハーサルをすると、本番までの仕上がりが格段に上がるので、毎年この時間は本当に大切だと感じています。
〈緊張する…という声と向き合ったレッスン〉
今回、初めて発表会に参加する生徒さんの中には、レッスンで「緊張する…」と話してくれた子もいました。
「どんなところが緊張するの?」と尋ねると、「ミスしたら泣いちゃうかも…」と不安そうに答えてくれました。
その気持ちは、私もとてもよくわかります。
プロになっても緊張はしますし、ミスを恐れる気持ちは誰にでもあるものです。
私自身、数えきれないほど本番を経験してきましたが、それでも緊張することはあります。
私は「わかるよ。ミスは怖いよね。上手に弾きたいって思うもんね」と気持ちに寄り添いました。
そして、「○○ちゃんは誰かにプレゼントやお手紙をあげたことある?そのとき、『喜んでくれるといいな』って思わなかった?」と聞いてみると、「思った」と言ってくれました。
「そうしたら、演奏も大切な家族やお友達へのプレゼントだと思って弾いてみるのはどうかな?」と提案すると、
表情が明るくなり、「そうしてみる」と返してくれました。
次のレッスンでは、「本番ではきれいに弾けると思う」と、少し自信を持った様子で話してくれて嬉しかったです。
そして、発表会当日がやってきました。
少し長くなりそうなので、続きは次のブログで書きたいと思います。
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